一般にマグロといえばこのクロまぐろを指します。全長3メートル、体重300から400キロにも成長し、まぐろの仲間で最大となります。5-6月に卵を産み、若魚のころ日本を離れて太平洋を横断してアメリカ西海岸まで移動する回遊魚。大型のものの旬は脂の乗り切った冬で、温暖性の魚でありながら体温調整が出来るので低温にも耐え、比較的冷たい水を好むことから北海道や東北地方で捕獲されます。この近海ものが最高とされまぐろ類中最も高価である。

クロまぐろによく似た姿で、値段も味もクロまぐろに匹敵する。魚類、頭足類、甲殻類を主な餌として成長し、7歳で成魚となる。昔はインド洋沖などで捕獲していたが、冷凍技術の発達によりオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ(ケープタウン)沖の低水温の海域まで捕獲エリアが広がった。脂が乗っていることからクロまぐろとともに高級マグロとしてすし屋、料亭でよく使われている。インドまぐろは乱獲で希少になり平成18年時点で最も値が高く、今後入手が困難になると思われます。

目が鉢のように丸く大きいのでメバチ(目鉢)まぐろとよばれています。一昔前までは近海ものがたくさん獲れたが、近年は近海の水揚げは全体の10パーセントほどになり、輸入物が主流になった。世界の海で広く捕獲されるが、ほとんどがチリ、ペルーなどの冷凍ものである。メバチまぐろはすし、刺身用として人気がある。特に脂のよく乗っているもののカマ部分は高級まぐろにも負けないほど絶品です。

肌全体に黄色く鮮やかな色をしているのでキハダ(黄肌)まぐろと呼ばれています。日本近海には水温の関係で夏だけ現れますが、このころが一番おいしい魚です。旬のとき稀有な例だがずばぬけた身質をもつものもあります。それはクロまぐろにも匹敵するほどの絶品ものです。

マグロ分布図

クロまぐろ

メバチまぐろ

ミナミまぐろ

キハダまぐろ

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